知恵の世界の住人へ

身から出たサビだよね。

 

これ、どうやって英語にするんですか。

 

しらねぇーよ(笑) 

 

聞く前にグーグルで自分で調べろよ。(笑)

 

知識を問われた時に、

最初に出てくる心の声はそんな感じです。

 

知らねぇーよ。

 

それよりも何よりも。

 

そんな質問してどうするんだよ!

 

これもまた心の声。 

 

意味ねぇーじゃん。

 

いやいや待てよ、

 

本当に意味がないと言い切ってしまっていいのかな?!

 

そうなのかな???

 

ちょっとひっかかるのです。

 

私は、青年期に

【意味のあること】と【意味のないこと】の区別にものすごく悩みました。

 

ラテン語やってても意味がないよね。と言われ、

 

サンスクリット語やってどうすんの?!と思われ

 

モントリオールでフランス語じゃなくて、フランス語はフランスだよね?と思われる中

 

やってみたいんだから、やっているだけという心の声に従って生きてきたからです。

 

自分が好きなことが多数派に支持されないと分かりつつも、好きだからやってしまう。

 

今もそんな感じです。

 

語学修行で、私自身も、

いろんな先生を渡り歩くも、

結局は教えてくるものは知識

 

中国語習いに行っても、まーまーまーまー ♬

 

くっだらねぇーと思って、初回の体験入学でさようなら。

 

そこだけいっちょまえに 

Zàijiàn って言って別れてみる。

 

でも本心は、柳澤慎吾なみに

 

あ・ば・よ

 

だったことが多いですね(汗)

 

知識なんかこの世の中、本買って勉強してれば身につくだろ。

って心の中で思い続けて数十年。

 

いつも、これが正しい言い方ですか、そうじゃないの?って教え続けるのもつまらなく感じて来て、それが嫌で大学のセンセイになったのに、なんか言語教育の違和感が拭えなくなってきたのです。

 

結局は文法さまに気を使ってあっているかどうかだけを問う言葉の裁判官。

 

判決を下す! 

 

複数形になってないから

 

アウトーーー!!!

 

なんだよそれw

 

って思いながら、大好きな言語学もどこかで次元上昇を迫られてきたここ数年でした。

 

知識を追うことはお金を追うことににていることにハッとする。

 

ハッとして

 

グッと来て

 

パッと目覚めた♬

 

から良かったなと胸を撫で下ろしています。

 

お金なんて、どんなに持ってても、もっと欲しいと思うし

知識もそんなもの。

 

どんなにどんなに持ってても、持てば持つほど、足りなさを感じるもの。

 

Que sais-je ?  

 

私は何を知っているのか? いわんや、何も知らない。

 

クセジュ文庫のクセジュの世界ですよ。

 

僕は知識の住人から知恵の住人に次元上昇したい。

 

もっと言えば

 

人が教えられないことを教えたい。

 

それって結局、なんなのよ?!。

 

自問自答してみると、

 

ネイティブスピーカーの頭の中なのか?

 

いや、ちょっと違う

 

彼らが何を考えているかを透視する日本人としての俺フィルター

 

これじゃないの?と思うようになってきた。

 

もっともっと、知識では解決できない、知恵という名のひらめきで勝負したい。

 

ここに一番の興味関心が注がれています。

 

膨大な数の言語を勉強し

それこそ、名だたる言語学者に師事して来た私は

知識の伝承だけで自分の生涯を終えていいのか?!と

 

いやいや違うでしょうと思っているのです。

 

知識より【知恵】に比重をおいた勉強法へシフトしよう!

 

そう心から思って提唱しているのです。

 

知識はもちろん必要です。

 

ここは現在完了ですよ!

ここは複数形ですよ!

定冠詞と不定冠詞は違いますよ!

動名詞と不定詞の名詞的用法、似てて非なるよ!

 

まあ、細かく言えば、死ぬほどそれを語る知識はあるし、

知らなければ調べまくればいいので、それだけで言語学者の仕事は十分に果たしきれるでしょうが

 

知識ばかりにこだわると、答え探しだけが目的になり、

結果、知らず知らずと、相手と比べる自分ができてしまうんですよね。

 

あっ、知っている人がすごくて、知らない人は馬鹿。

 

上には上がいて、知らない自分が恐怖となる。

 

いつのまにか、できない人を心の中でどっかで馬鹿にしてんじゃないの?

 

そんなつもりがなくてもです。

 

田中克彦先生は、ことばの差別と呼んだし

 

しくじり先生に出てた、東大卒の弁護士の山口真由さんも、番組で

自分より頭悪いクセに薄っぺらい知識でマウントして言い寄って来る男性を

ことごとく蹴散らした

 

そんなこと言ってましたね。

 

知識は言葉で作られる次元なんだろうと思うのです。

 

そして知識階級がなーーんとなく、言葉の力を借りて、俺は頭がいいんだぞ!

ってふんぞりかえっているのです。

 

知識の住人よ。そんなんでいいんかい?! って思っているのです。

 

でも、本当につけなければならないのは、知恵

 

じゃあ、知恵はどうすればつくか?

 

未知との遭遇

 

これがキーワードなのです。

もっともっと深層で言うなら

 

言葉の前段階にある【非言語】で知恵が作られるのです。

 

人は知らないことが出てきてはじめて、じゃあ、どうしようか??を考えることができるのだからです。

 

未知の事象とどう対峙するかという異次元体験

 

この体験価値こそが知恵を作ります。

 

火事場の馬鹿力みたいなもんでしょうね。

 

知恵に正解はないのです。

 

言ってみれば常に自分なりの最適解どまりであって、その最適解こそ、一番得たいもの。

 

それは他の人から見たら間違ってるでしょ。ということでもいいのです。

 

だからこそ、自分じゃやらなそうなことをやってみようと提案しています。

 

積極的に

 

しかも仲間の力を借りてやってみる場を作ってみたい。

 

Community of practice.

 

磁場となるコミュニティーをこれからも運営し続けていきます。

 

 

一人じゃなくてみんなで引き上げれば次元上昇できますしね!

 

知恵こそ正解のない世界。

 

正解のない世界で勝負できるだなんてこんな嬉しいことはない。

 

知識の世界の住人だと、正しいだ間違ってるだで苦しんでしまう。

 

間違いの矯正だけの語学学習なら、人間よりもAIの方が向いている。

 

何度間違っても、キレることなく、何度も何度も繰り返してくれるし、データもたくさんある。

 

これからの時代はグーグルに求めて答えがないような世界、

 

すなわち知恵の世界の住人になることこそ=救世主感の創造なのです。

ってことで、

 

間違ったってへっちゃら。

 

知識の世界でのつまづきなど、喜んでつまづけ。

 

間違うような文章なら知恵の力を借りて、文構造から根本的に変えればいいんじゃないか。

 

そんなことすら閃くことができるのです!

 

私は中国語が話せません。

 

うぉーしー りーべんれん!! 

 

上等です!!

 

身からでたサビ

 

サビってしらねぇーよ。 いいいんです。そこは知識の世界だから。

 

What goes up comes down. 

 

上に上がるものは必ず下がる。(いつも調子がいいってことはないさ)

 

そんなおしゃれじゃなくても

 

You asked for it !   自業自得だよ。

 

Liar, Liar, pants on fire !  ざまーみろ感はんぱないですねw

 

なんか工夫しましょう。それしかないです!

 

英語を訳すな、壊せ!

 

こうすることで知恵の住人への扉が開くのです。

国際言語学者溝江達英が教える 最速で外国語を習得できる
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